「NUMBERS／ナンバーズ天才数学者の事件ファイル」海外ドラマの感想・あらすじ・レビュー

「NUMBERS／ナンバーズ天才数学者の事件ファイル」の評価、感想、レビューです。

NUMBERS（ナンバーズ）は、FBI捜査官の兄ドン・エプス（ロブ・モロー）の捜査資料を偶然見てしまった数学者で大学教授の弟チャールズ・エプス（デイビッド・クロムホルツ）が犯罪傾向を数式を使って手助けしたのが始まりで、FBI捜査に関わり、数学・物理学・幾何学を使って事件を解決に導くストーリー。

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「NUMBERS／ナンバーズ天才数学者の事件ファイル」あらすじ・感想

海外ドラマらしい、ちょっと変化球物ですよww。

NUMBERS（ナンバーズ）はすでにシーズン6で完結してます。
イッキ観するにはちょうどいい量かもしんないねww。
すでに終了してしまってますが、今見返しても全然面白さは変わらないのはさすがですww。

数学者だからかなり理路整然としたコチコチの堅物と思いきや、奇人変人の類で相当人間臭いのが魅力ですw。仲間や人間関係なども、なかなかの粒ぞろいの奇人が揃ってて、個性派の魅力が満載です。数学が出てくるからちょっと苦手かも・・・と思ったら大間違いw。数学が分かんない人でも相当面白いドラマですわ。

オープニングで事件に関わる数字が目次的に表示されるっていう手法や、今までのプロファイリングとは全く違う視点からのアプローチなど、当時はかなり斬新な切り口で楽しませてもらいましたw。

このドラマを観て日本のドラマで、パッと頭に浮かぶのって、福山雅治・柴咲コウ・吉高由里子出演の「ガリレオ」なんじゃないですかね。NUMBERS（ナンバーズ）の方がだいぶ早く放送してるし、演出は全然違うんだけど、やろうとしていることは同じw。ガリレオが好きな人は、多分ナンバーズもピタッと合うんじゃないかなww。

ちなみに私、理系の設定マニアとしては、このドラマを観た瞬間にいきなりハートをズキューンと射抜かれてしまいましたよww。

この数学を使った事件解決のカタルシス！たまんない！

毎回ドラマに出てくる方程式や理論など調べ直して実際に解いてみて「うん、全然分かんねぇ～ww」なんて、大分楽しませていただきましたw。実際出てくるのは、暗号解読、確率論、ゲーム理論、偏微分方程式、決定理論、グラフ理論、データマイニング、天体物理学などなど。

後で知ったんですが、複数の数学者も各エピソードで協力していて、まあ、賛否はあるみたいなんですが、現役の数学者によって数学的にも認められているらしいですよww。

放送当初は「こんなのはよくできたファンタジー」「ドラマ上の演出」と思って観てたんですが、最近の捜査手法や技術導入でかなりの部分が実際のFBI捜査に取り入れられていて、現実になっているのがビックリです。

試しに別ページで紹介してる、最新のドラマ「FBI:特別捜査班」と比べてみてください。

もちろん地域性と部署の違いというのはあると思うんだけど、わずか数年でここまでコンピュータとデータベースが導入されて、捜査風景が変わっているっていうのは、ちょっとびっくりですよねw。

こういう時代進化の違いを楽しめるのも、海外ドラマの醍醐味ですww。

ただ残念なのは、ドラマ後半に向かってだんだん数学を使っての解決がマンネリ化、省略することが多くなってきて、数学でのカタルシスが少なくなってきちゃったんだよねぇ～。その代り奇人変人達の人間ドラマが濃厚になってきて、違う面白さが分厚くなってくるんだけどねw。

ちょっと変わった犯罪捜査ドラマが好みならチェックしておくべきですよww。

VODではU-NEXT、Huluで観ることができます。DVDボックスも発売されてますね。