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【アニメ・漫画】「ティアムーン帝国物語 ~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー~」ポンコツ姫の奮闘ストーリー!評価・感想など勝手にレビュー♪

2024年2月28日

【アニメ・漫画】「ティアムーン帝国物語 ~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー~」ポンコツ姫の奮闘ストーリー!評価・感想など勝手にレビュー♪

こんにちは!VOD Bulldog運営人のアキラおじさんです!

今回は「ティアムーン帝国物語 ~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー~」のマンガ・VODの評価、感想、レビューです。

作品を読んだり鑑賞したりするにしても、時間やお金はかかるからね、ここを見て判断材料にしてみてください。

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【アニメ】ティアムーン帝国物語

アニメ化もされてますね。
時間巻き戻り系のファンタジーです。まあ、テンプレって言えばテンプレなんですが、少女漫画的なフワフワした感じじゃなくて、主人公ミーア姫のポンコツぶりや周りの忠臣の目の曇り具合などギャグ要素が強くて私は好き。

崩壊したティアムーン帝国で、わがまま姫のミーアと蔑まれた皇女が処刑さたが、目覚めると12歳に逆戻りしていたことに気づく。ミーアは前世の記憶を使って、ギロチン処刑の運命を回避するために奮闘することから物語は始まります。
主人公のミーア自身は自己中心的で頭の弱い小心者w。

それでも、ティアムーン帝国の立て直しに奮闘して左遷されたルードヴィッヒや武官のディオンなど、優秀な味方や最強の人脈が勘違いからなぜか出来上がっちゃうんですよねw。
彼女は姫なのにこっぴどい目に遭わされてきたので不思議と偉ぶらず、本人はまるで意識してないけど、本音で接することで人脈を広げていくというのも人情味があってポイントです。ミーアは学園でのいざこざや、革命の渦中での行動など、様々な困難に直面するが、やがて、彼女は自分の安全よりも、ティアムーン帝国全土の未来を考え、行動するようになっていく・・・。

ぶっちゃけ民のためでも国のためでもなく、すべてはギロチンの運命を回避するためという、全然反省してない、身勝手さからスタートですw。ミーア姫のポンコツぶりと結果オーライの自分ファースト具合が面白くて思わずサクサク読めちゃう内容です。
本人だけがよく分かってないっていう流れが好きな人ならドハマりすると思いますよ。

作品作者

  • 漫画:杜乃ミズ
  • 原作:餅月望
  • キャラクター原案:Gilse
  • 出版社:TOブックス
  • 雑誌・レーベル:COMICコロナ、コロナEX コロナ・コミックス

「ティアムーン帝国物語」あらすじ

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【アニメ】ティアムーン帝国物語

ティアムーン帝国物語〜断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー〜」は、杜乃ミズによって描かれたファンタジー漫画で、コロナEXで連載されていた、餅月望による作品をコミカライズしたものです。

崩壊したティアムーン帝国で、わがまま姫と蔑まれた皇女ミーアは処刑されたが、再び目覚めると自身が12歳の頃に逆戻りしていた。民のためでも国のためでもなく、すべてはギロチンの運命を回避するためという身勝手さは健在。ミーア姫のポンコツぶりと結果オーライの自分ファースト具合が冴えわたる、少女漫画要素というよりギャグ要素が強いストーリー展開ですねw。

12歳の頃に逆戻りしていたとき持っていた、処刑までの出来事をミーアが書き記した血染めの日記と処刑までの記憶を頼りに第二の人生でギロチンを回避するため、帝政の建て直しを決意する。まずは忠義に厚い下っ端メイドと、左遷されたが優秀な文官を味方につけ、失敗した過去をやり直す日々が始まった。

ミーアの本音は「我が身の安全第一」。仇敵を遠ざけ、セントノエル学園入学後も人脈作りに励むうちに、身勝手なはずの行動とは裏腹になぜか周囲の忖度で奇跡が実現!どういうわけか「帝国の叡智」と呼ばれ、身勝手なはずの行動は大陸全土の未来を大きく変えていく。

おかげでミーアは調子に乗っていたw。かつての記憶と周囲の深読みで、飢饉時の小麦確保や内戦回避に成功し、ついに前世の日記帳ごと「処刑」の二文字が消えた!
だが、呪縛から解き放たれて小躍りする彼女に、凶報が舞い込む。想い人である王子アベルの国で革命が勃発したというのだ。危険を冒して救助に向かうべきか、我が身の保身か……? 変わり始める未来を前に、彼女が下す「最初の選択」とは? ポンコツ姫よ行け、ギロチン回避のその先へ!運命に抗う一世一代の歴史改変!

ミーアの行動の結果、ギロチン処刑を回避する未来が確定した。レムノ王国の革命騒動も解決して、一旦は穏やかな未来が約束されたように見えた。

ところが、革命鎮圧から半年、優雅に春休み満喫中の元わがまま姫ミーアの前に、未来から、自分の孫娘・ベルが現れた!
ようやくギロチンを回避したと思ったのに、今度は未来で帝位の継承権争いが勃発。ミーアは毒殺され、ベルも処刑寸前らしい。発端となった聖女ラフィーナの独裁を止めるため、泣く泣く勝算ゼロの生徒会長選に出馬することに。だが、ミーアの血を受け継ぐベルは、頼りになるどころかこちらもポンコツ、へっぽこで……!? 己の欲望全開の選挙公約を胸に、Wポンコツ姫が流転する運命に立ち向かう!今度はベルが持ってきた未来の伝記『聖女ミーア皇女伝』を頼りにして、未来改変の物語が再開する。

原作ではさらに偏屈頑固な超変人賢者の説得だったり、自分が作った聖ミーア学園の教鞭をとろうとして止められたり、食料供給の生命線・農業国ペルージャンまでもを巻き込み、一世一代の大喧嘩へと発展したり、とにかくティアムーン帝国崩壊と皇女伝に記された聖夜祭の皇女暗殺の死亡フラグを解決するため、保身上等!自己中最強! 命と友情を守るためミーアは奔走しまくりますww。

おそらくマンガでもアニメでもゆっくり進んでるので、ここまではなかなか進まないんじゃないかなぁって思ってますよ。革命終結で一段落つくので、その先をやるかどうかって所なんじゃないかな?
その分ポンコツぶり発揮でギャグ要素が多くて面白いんですけどねww。

「ティアムーン帝国物語」感想・レビュー

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【アニメ】ティアムーン帝国物語

死に戻りというありふれたジャンルではあるんですが、悪役令嬢テンプレ+勘違いもの、と言えばいいのかな?
笑いのエッセンスが詰まったオリジナリティがしっかりあり、軽快なテンポにすっかり魅了されてしまいましたw。
うん、私、こういうの大好物ですww。

考え抜かれたストーリープロットが建てられていると思うんだけど、ぶっちゃけ主人公は民のためでも国のためでもなく、すべてはギロチンの運命を回避するためという、小心者の身勝手さなだけなのが笑えるw。
ミーア姫のポンコツぶりと常に結果オーライの自分ファーストが原動力。どれほどの計略が潜んでいるのかと周りが勝手に解釈してくれてますが、もちろんそんなものこれっぼっちもまるでなく、すれ違いでうまくいってる感じ、実にコミカル。

笑いは秀逸ですよww。

「なろう系」発なんですが、なろう系とはだいぶかけ離れていると感じているのは私だけ?
たぶんこの作品もなろう系では異色作なんだろうなぁ~。

正直なところ、昔の映画の「チャンス」を思い出してしまいました。ピーター・セラーズが名演を見せる、天真爛漫な庭師がなぜか勘違いをされ続け次期大統領候補になってしまうという、社会風刺のコメディ。ラストシーンで湖の水面を歩く、あの映画ですよw。イメージは全然違うんですが、なぜか思い出しちゃいましたねw。

おそらくわがままポンコツ姫のまま死に戻りしてたら、ただの少女マンガになっちゃってたと思うんだけど、断頭台までの三年間、地下牢に幽閉されて酷い扱いを受けていたっていう、姫と罪人という「天国と地獄の両方」を味わってきた人生だからこその教訓や感情というのが折り混ざってて、コミカルなのに厚みがあるっていうオリジナリティに繋がってるんだと思います。
まあ本人的には重厚さはまるでなく、反省してんだかしてないんだがよく分からないんだけど、できれば両極端だけじゃなく真ん中も知っておいてもらえたらよかったのになぁいうことが、ちょいちょいありますけどねw。
前世も意外とボッチだったりポンコツだったせいでないがしろにされてたりと、裕福だけど不幸だったりする側面もあってなんだか「頑張れ~っ」て思ってしまう自分がいるのが不思議w。

アニメはね、この痛快なテンポの良さと、ちびまる子ちゃんみたいな妙なツッコミがあったんでこれは動いたら絶対面白いと思ったんだけど・・・うーん、ちょっとパワー不足かなぁw。
本来一番パワフルなメディアでなくちゃいけないんだけど、原作と漫画に負けてるよねw。
ストーリーをなんか追ってるだけって感じで、もっとコミカルでもいいのにってちょっと思えてしまったので、そこが残念だなぁっていうのが正直な感想かな?

なろう系だけど特に魔法が出てくるわけでもないし、龍が出てくるなどめちゃめちゃファンタジー要素があるわけでもない。でも、なかなかに個性的なキャラクターが多くて、ミーア自身の成長物語でもあるのでかなり魅力的な作品だと思います。

タイトルや表紙で想像する内容とは違って、思ってるよりはコミカルで面白いと思うよ。
ハマる人にはドハマリすると思うので、ぜひ読んでもらいたいと思いますねww。

「ティアムーン帝国物語」観られるメディア・関連作品

関連メディア

小説・小説

  • 餅月望によるライトノベル。
  • 2018年8月13日より『小説家になろう』にて連載。
  • 2019年6月よりTOブックスより刊行。
  • イラストはGilseが担当。

アニメ

  • 2023年10月から放送

漫画

  • 原作・原案など:餅月望(原作)、Gilse(キャラクター原案)
  • 作画:杜乃ミズ
  • 2019年8月12日より「COMICコロナ」にて連載、「コロナEX」へ移籍。
  • スピンオフ「ティアムーン帝国物語〜従者たちのお茶会〜」連載。

劇場・演劇

  • 2020年9月9日~13日「ティアムーン帝国物語 THE STAGE」上演。
  • 2021年7月14日~19日「ティアムーン帝国物語 THE STAGE II」上演。

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本ページの情報は2023年12月時点のものです。
最新の配信状況はHulu、U-NEXT、NETFLIX 、amazonなど、各サイトにてご確認ください。

「ティアムーン帝国物語」まとめ

【アニメ・漫画】「ティアムーン帝国物語 ~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー~」ポンコツ姫の奮闘ストーリー!評価・感想など勝手にレビュー♪

死に戻り転生モノで笑いを求めるなら間違いなしww。

ある意味ちょっと軽薄になりがちな内容ですが、しっかり厚みがあってちょっとジーンときてしまう所もあるので読みごたえありです。

とにかく姫のポンコツぶりと周りの勘違いぶりにインフレ起こしている感じがマジで良い味出してるので、気になる人はぜひ読んでみてください。

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