こんにちは!VOD Bulldog運営人のアキラおじさんです!
今回は「薬屋のひとりごと」のマンガ・VODの評価、感想、レビューです。
作品を読んだり鑑賞したりするにしても、時間やお金はかかるからね、ここを見て判断材料にしてみてください。
「小説家になろう」発!異色の後宮ミステリー。
アニメ化もされてるのでかなり期待ですよw。
中世の東洋が舞台。医師である養父を手伝って薬師として花街で働く少女・猫猫は、人攫いによって後宮に下女として売られてしまう。年季が明けるまで目立たぬように勤めるつもりだったが、皇子の衰弱事件の謎を解いたことから美形の宦官である壬氏の目に留まり、様々な事件の解決を手伝わされることとなります。
やがて発生した寵姫の失踪事件は、猫猫を巻き込み国家転覆計画に広がっていく。そして、明らかになる壬氏の正体。二人の関係は微妙に変化していく・・・。
主人公の猫猫(マオマオ)はなかなかの曲者ですw。出てくる人全員一癖二癖ある人ばかりなので、この手の謎解きミステリー物が好きな人にはハマると思うのでぜひ読んでみてくださいよ。
マンガのコミカライズはちょっと面倒で、月刊誌2誌からそれぞれ別の漫画家によりコミカライズ版が連載されてます。
- 『月刊ビッグガンガン』(スクウェア・エニックス)
- 『月刊サンデーGX』(小学館)
私はガンガンの方が主人公の変態性がモロ出しなので好きw。
作品著者
- 原作:日向夏(ヒーロー文庫/主婦の友社)
- キャラクター原案:しのとうこ
『月刊ビッグガンガン』(スクウェア・エニックス)
「薬屋のひとりごと」
- 漫画:ねこクラゲ
- 構成:七緒一綺
『月刊サンデーGX』(小学館)
「薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~」
- 漫画:倉田三ノ路
「薬屋のひとりごと」あらすじ
「薬屋のひとりごと」は、日向 夏によって書かれた痛快ミステリーファンタジー小説で、月刊ビッグガンガンでねこクラゲが、月刊サンデーGXで倉田三ノ路がコミカライズしたもので、アニメ化もされています。
中世の東洋が舞台。医師である養父を手伝って薬師として花街で働く少女猫猫は、人攫いによって後宮に下女として売られてしまいます。年季が明けるまで目立たずに過ごすつもりでしたが、皇子の衰弱事件の謎を解いたことから、美形の宦官である壬氏の目に留まり、様々な事件の解決を手伝わされることとなるという、痛快謎解きミステリーです。
物語は大陸の中央に位置する、東洋のとある大国。
その皇帝のおひざ元にいる娘、猫猫(マオマオ)から始まります。
花街で薬師をやっていたが、人攫いによって後宮に下女として売られてしまい、現在後宮で下働きをしています。そばかすだらけで、けして美人とはいえないその娘は、分相応に何事もなく年季が明けるのを待っていた。
そんな中、帝の御子たちが皆短命であることを知り、今現在いる二人の御子も、ともに病で次第に弱っている話を聞いた猫猫は、興味本位でその原因を調べ始める。そしてその原因を突き止め、美形の宦官・壬氏(ジンシ)に目を付けられて、猫猫は帝の寵妃の毒見役になってしまう。
人間には興味がないが、毒と薬の執着は異常、そんな花街育ちの薬師が巻き込まれる噂や事件。
きれいな薔薇にはとげがある、女の園は毒だらけ、噂と陰謀事欠かないのが後宮ですw。
壬氏からどんどん面倒事を押し付けられながらも、仕事をこなしていく猫猫。
さてその後、後宮女官を解雇させられた猫猫(マオマオ)は、花街に戻ってきます。しかし、戻るや否や、今度は超美形の宦官壬氏(ジンシ)のお付として、また後宮へ、外廷に出仕することになります。
壬氏への嫉妬から他の官女たちにからまれ、倉庫の小火、官僚の食中毒、腕利き職人が残した不変な遺言の調査など奇妙な事故や事件が多発。
いろいろな事件が重なりあう中、それらはある一つのことに収束することを猫猫は知る。そこにはある人物の思惑があった・・・。
そしてそんな中、壬氏に付きまとう武官羅漢(ラカン)が現れる。変人として有名なこの男は、何かにつけて壬氏に問題を持ってくるようになる。それは、羅漢が古い緑青館の馴染みで猫猫をよく知っていたためであった。
猫猫に対してただならぬ執着を持つ羅漢に対して、猫猫の態度は普段と少し違っていた。いつもの飄々とした雰囲気と違う猫猫を気づかい、羅漢から守ろうとする壬氏であるが――。
羅漢の本当の狙いとは一体?
薬と毒、宮廷と花街、官と妓女、そして過去と現在が交わる中で、物語は紡がれていきます。
その後、玉葉妃の妊娠により、再び後宮に戻ってきた猫猫(マオマオ)。
皇帝の寵妃ということもあって、それは秘密厳守。
しかし、女たちの腹の探り合いは日常茶飯事で、しかも、後宮内だけでなく外部からも怪しげな動きが見え隠れする。
それとともに、後宮外では壬氏たちが隣国の特使の要求に頭を悩ませていた。
特使たちは、数十年前にいたという妓女、それが見たいと無理難題を言ってきたのである。花街の事情に詳しい猫猫に相談を持ちかけてくるが、それは意外な人物であり――。
猫猫はその美女にかわる絶世の美人を用意することとなる。
茸中毒で死んだ妃、後宮内の廟の秘密、先帝がかかった呪い、その謎を解くにつれ、壬氏が宦官の枠を超えて扱われていることに猫猫は気が付く。
そして、猫猫はその壬氏の願いで、後宮を出て北の避暑地へと同行することになる。そこで待っていたのは、腹に一物持った高官たちと再び壬氏の命を狙う者たちだった。
猫猫たちは、無事、宮中に戻ることはできるのか!?
やがて発生した事件の数々は、猫猫を巻き込み国家転覆計画に広がっていく。そして、明らかになる壬氏の正体。二人の関係は微妙に変化していく・・・。
原作ではさらに先へと話が展開していきますが、マンガとアニメはあまり先まで話してしまうと美味しいところが無くなっちゃうのでここまでww。
時代物の謎解きミステリーというちょっと変わった形ですが、妙に世慣れしてて毒に興味津々の猫猫を見てるだけでも面白いです。興味が湧いたらぜひw。
「薬屋のひとりごと」感想・レビュー
女の園で繰り広げられる「密やかな戦い」と「毒」というのが面白いw。
ミステリーとしては結構さらっと読めて、毒について詳しくなくても読めちゃうところなんかはホントによくできてると思います。
主人公の猫猫(マオマオ)がドライで、美人イケメン面の造作はどうでもいいという態度が徹底されているところなんかは、恋愛が前面に押し出されてくるこの手の物語では異色で超好みw。
やっぱりこの主人公猫猫の、毒と薬への異常な執着心とマッドサイエンティストな側面が超面白いですw。
毒を美味そうに飲むシーンなんかは笑ったねww。
やっぱりこういうストーリーはキャラがどれだけ頭おかしい方向へ際立っているかがキモだと思うのよ。この世慣れしたスレた感じの異常者が、お上品な後宮という場所での場違い感と異物感を悟らせないように存在しているっていうのがまた面白いw。
やっぱりマンガは倉田三ノ路版よりねこクラゲ版の方が好みだなぁw。
倉田三ノ路版は少女漫画っぽいというか、ミステリーチックな側面が強いけど、ねこクラゲ版は頭おかしい変態チックな部分も綺麗に描いてて、その表情が好きw。
猫猫と壬氏のラブコメを期待してると、猫猫がポキポキへし折っていってくれるので、あまりそっち方面への期待はしてないんだけど、次々起こる事件を薬学の知識で解決していくのはなかなか痛快!
このカタルシスを味わいたいっていうならぜひ読んでもらいたいね。
もちろん頭おかしい異常者がライトに好きっていう人にもおすすめですww。
大人気なのもよく分かるよ、ウン!
「薬屋のひとりごと」観られるメディア・関連作品
関連メディア
小説
- 日向夏によるライトノベル
- 2011年10月より『小説家になろう』にて連載
- 2012年10月にRay Booksから単行本発売。
- 2018年11月以降はイマジカインフォスのヒーロー文庫で新装刊され現在も継続して発行
- イラストはしのとうこが担当
アニメ
- 2023年10月から放送
漫画
- 「薬屋のひとりごと」2017年9月25日にねこクラゲ作画、七緒一綺構成でスクウェア・エニックス〈ビッグガンガンコミックス〉より発売。
- 「薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~」2018年2月24日に倉田三ノ路作画で小学館〈サンデーGXコミックス〉より発売。
関連作品
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アニメ
マンガ
小説
本ページの情報は2023年12月時点のものです。
最新の配信状況はHulu、U-NEXT、NETFLIX 、amazonなど、各サイトにてご確認ください。
「薬屋のひとりごと」まとめ
なろう系ではなかなかの異色作です。
チートもの(?)ではないです、多分w。育ちの問題。
中国の時代劇のドラマを見てる感じ?
まあ、そこまではキレキレッて感じではないんだけどねw。
キャラはなかなかに曲者ぞろいでキュート。
ぜひ確かめてみてww。
時代物の痛快謎解きミステリーが好きなら多分ハマると思うよw。