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「猫と竜」はケットシーが主役のほのぼのファンタジー! 評価・感想などおじさんが勝手にレビュー♪

2024年1月9日

「猫と竜」はケットシーが主役のほのぼのファンタジー! 評価・感想などおじさんが勝手にレビュー♪

「猫と竜」を読んだ漫画の評価、感想、レビューです。

なにこれ!尊い!尊い!

猫好きにはニヤニヤしちゃうマンガですw。

原作小説からのコミカライズですが、ぶっちゃけマンガの方が絶対好み。
今までこんな「ほんわかほのぼのなろう系」があっただろうか? いや、無いww。

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長いことデジタル版が出てなくて、しかもポツポツとしか新刊が出ないので毎回単行本で買ってたんですが、いつの間にかデジタル版が出てました。デジタルでも私、買い直してしまった漫画ですよw。

正直言って、普通のファンタジー系を期待した人は肩透かしを食らうかもしれないねw。
大分捻りが入った設定なので、萌えとかは無いです。
どちらかというとマニアックなジャンルに入るのかもww。
なんだか童話や絵本を読んでるようなほのぼのとした雰囲気で、私は超大好きです。

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猫と竜」あらすじ

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猫の話でこんなに心揺さぶられるとは思ってなかったのですごいですわw。
魔法を使う猫と竜のファンタジー短編連作。

主人公はケットシー(猫)。
猫に育てられ、猫を育て、猫に魔法や狩りなど生きていくのに必要なことを教える竜のおじちゃん。個性豊かな猫たちが可愛くてしょうがないおじちゃんの過保護っぷりが面白い。基本どの巻から読んでも分かるっちゃぁ分かるかなw。

ケットシーのおかあちゃん猫に、兄妹猫たちと一緒に偶然育てられた竜の子。おかあちゃん猫が召喚されて居なくなり、兄妹猫たちの巣立ちを見送ったのちも、森で猫たちの守護者として子育てや教育を手伝いながらほのぼの生きていく猫と竜の姿を描いたストーリーです。

竜に育てられた猫たち(ケットシー)と友となった人との絡みの短編連作がメインなのですが、何とも切ない話もあって、泣けてくること間違いなしですわ。

ほのぼのなんだけどなかなか強烈キャラが並んでるところも面白いところ。

話が進んでいくと、お母ちゃんが結局一番の大元。おおらかで豪気だったんだなって分かってきますよ。実はお母ちゃんが育てたのは猫と竜だけじゃなくて、他にも凄い兄弟たちがいたりして・・・しかも全員お母ちゃんに頭が上がらないw。

竜の羽のおじちゃんは猫愛が強すぎてちょっと過保護だし、ママにゃんは人の話を聞かないマイペースお母ちゃんだし、中には人に化けて冒険者なんてのもいる。なんかほのぼの猫珍道中なんだけど、あんまり人間と考えてることは変わんないってところが良いんだよねぇww。

まあ、猫好きだったら一度読んでみてくださいよ、ハマるよww。

猫と竜」は命の長さの違いがキモ?

猫は未来を予想しない、過去を振り返らないって言われてますよね。だからあんなにのほほんとしていられるってねw。脳の構造上そうなんじゃないかと言われるけど、実際のところは分かりませんww。

この「猫と竜」もどこかそういうところがあって、好奇心の赴くまま、未来でも過去でもなく、今を生きてるって感覚がとても強いです。

たぶんこれは、竜と猫と人、それぞれの命の長さが違うっていうのが大きいんじゃないかな。

猫の寿命は人より短いし、人の寿命は竜よりとても短い。きっと、竜のおじちゃんは多くの兄弟姉妹を見送ってきてるんだと思うんだけど、そこに焦点を合わせてしまうととても物悲しいストーリーになってしまうじゃない? でもそうなってないっていうのがキモなんだよねw。

このタイムラグの感覚を埋めているのが、「今を生きている姿」にしか興味がないからなんじゃないですかねw。
そして子猫がたくさん出てくるっていうところにも、どこか生命力を感じる部分でもありますw。

普通だったらどこか切ない話になってっちゃうと思うんだけど、なんかどこか、のほほんとしてて、元気なんだよねw。
長い長いストーリーのようでいて、とても短い輪切りの話が詰まってますw。

作者がそこまで考えてるのかどうか、私の考えすぎなのかもしれないですが、この感覚をぜひ味わってみてくださいよww。

猫と竜」レビュー まとめ

「猫と竜」はケットシーが主役のほのぼのファンタジー! 評価・感想などおじさんが勝手にレビュー♪

前回の「ハクメイとミコチ」とは違った角度のほのぼの系ファンタジーマンガだと思います。
ん~、この手の話好きだなぁww。

あんまり小難しく考えないで読めて、しかもちょっと元気になること間違いなしw。

あまりメジャーな漫画じゃないってのがちょっと悔しいですわ。もっと知ってもらいたいよなぁw。
ぜひ、まだ読んだことがないならぜひ一度目を通して見て!

絶対気に入ると思うからww。

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