「Dexter/デクスター」の評価、感想、レビューです。
ちょっと変わった犯罪捜査物でいうと、Dexter(デクスター)も超好きです。
こちらはなんと、犯罪者を専門に襲う連続殺人鬼、主人公デクスター視点の、デクスターが獲物物色に捜査するというサスペンスドラマです。
「Dexter/デクスター」あらすじ・感想
シリアルキラー物というと、おどろおどろしいイメージを想像してしまいますが、マイアミの青い空、白いビーチ、カラッと爽やかさが漂うのが面白いところ。なぜかいつの間にかハラハラしながらデクスターを応援してしまってる自分がいますww。もちろん日本の地上波では絶対放送できないレベルではあるんですけどねww。
すでにシーズン8で完結してしまってますが、8年ぶりに続編として「Dexter : New Blood」が2021年の11月から放送予定。子供だったデクスターの息子のハリソンも成長して出てくるらしいので、期待大! 日本での公開はどうなるのかな? 1年後とかになっちゃうのかなぁww。
このドラマも超大ヒット作、私も大好きなドラマで何度も観返してます。
普段はマイアミ警察の血痕鑑識官として働くデクスター(マイケル・C・ホール)。血液に関しては優秀な鑑識で信頼も厚い。善良な市民で恋人もいる。しかし、それらはすべて彼のサイコパスで自らの殺人欲求を抑えられないシリアルキラーとしての本性を隠すための仮面です。彼の最大の任務は捕まらないこと。そのため彼のターゲットは彼独自の基準「ハリーの教え」に適った、いなくなっても誰も捜査しない凶悪な犯罪者のみ。デクスターは優秀な鑑識官として事件を解決する一方で、法で裁き切れない凶悪犯を調査し、己の衝動に従って次々と殺害していく。警察の犯罪捜査とデクスターの独自の捜査という捜査の二重構造になるストーリーです。
まあ、毎回、いつバレるか、いつ捕まるかとハラハラしながら観てますよww。
ちょっと書きましたが、マイアミという土地柄とわざとそうしている演出で、シリアルキラー物なのに、重苦しさや陰湿さは全く無く、むしろカラッとした軽さと爽やかさすら漂う空気感にどんどん感情移入して観ちゃうんだよねぇww。
かつてこういったシリアルキラー物というのは確かにあったんだけど、こんな演出は初めてなんじゃないのかな? ある意味先駆者的なところもありますよw。
このドラマは捜査物、シリアルキラー物という楽しみ方もあるんですが、シリアルキラーという別次元の生き物が、実に人間らしく悩み、のたうち回るさまが面白さの最大ポイントだったりします。
ちゃんと自分が悪いことをしているという自覚があり、善人と殺人鬼という二重生活に悩み、恋人や家族に振り回され、友人や仲間との関係に悩む・・・。シリアルキラーでサイコパスという所以外はいたって頭のいい普通の人でもあるんですよねww。
まあ、一種の怪物ですからね、まともな人生、終わり方はしないんですけどねww。
シリーズごとで毎回ひと騒動あって、どうなっちゃうんだろう、ってハラハラさせられますが、まあ、ネタバレは無しってことで、観てのお楽しみにしてくださいww。
ただし最終回が、これで終わり?ってモヤモヤ感があるのがちょっと不満w。
新作のニューブラッドに期待ってところでしょうかねw。
ちょっと刺激が強いのは苦手っていう人でも、テレビ放送シリーズですからね、極端な残虐シーンは無いので結構楽しめます。
この手のお話が好きな人にはドハマりすること間違いなしですよww。
VODではHulu、amazon Prime Videoで観ることができます。DVDボックスも発売されてますね。
今回のコンテンツで紹介したもの一覧
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本ページの情報は2023年12月時点のものです。
最新の配信状況はHulu、U-NEXT、NETFLIX 、amazonなど、各サイトにてご確認ください。